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マーラーを聴きました [音楽]

ちょっと遅れてますがww、7月7日の七夕は作曲家マーラーのお誕生日でもあるそうですね。

先日、アマゾンで注文していたマーラーのCDが届きました。

マーラー:作品集

マーラー:作品集

  • アーティスト: オムニバス(クラシック), アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団, バーンスタイン(レナード), マーラー, ハンプソン(トーマス), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, プファイファー(フリードリヒ)
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
  • 発売日: 2005/03/23
  • メディア: CD
早速、聴いてみましたが・・・
う~ん、まず絶対にBGMにはなりえない曲なのですね。
今回、なぜマーラーの交響曲のCDを購入したかといいますと、2CDで1500円!!!とお手頃だったから!! ではなくて~
 
先日、チェロ弾きの友人と話していて
「マーラーのCDを一枚も持っていないし、映画「ヴェニスに死す」のなかで流れるアダージョぐらいしか知らないわぁ」 と言いましたら、
「それは酷すぎる!1番くらい買ったら?」 と呆れられまして。
 
もともと、歌のもの以外でもっているといったら、
ピアノ曲、カルテット、室内楽曲、宗教音楽、ヴァイオリン、フルート、リコーダーなどのソロの演奏CD、同居人が持っているジャズ・・・しかもクラシック関係はバロック時代のものが多くて、ロマン派以降の作曲家のものは、自分が演奏に参加するので勉強のために購入したようなものです。とっても片寄っています。そして、家にないもの・・・それは古典派以降の交響曲のCDなのです。そもそも交響曲で知っている曲が・・・ベートーヴェン、ブラームス、シューベルトの「未完成」、ドヴォルザークの「新世界」 とにかく超有名な曲だけですね ああ、ジュリア・ロバーツが出演している映画「Sleeping with enemy」の中で使っていたベルリオーズの「幻想交響曲」とか・・・
 
地元にもアマチュア・オケはいくつかあるのに、弦楽アンサンブルを選んで参加したのも、室内楽が好きだからなのでした。
 
それで・・・マーラーはというと、このバーンスタイン指揮の1番、5番の交響曲の演奏の評判がいいのか悪いのか、全然解らないのですが、
 
とにかく重いです。ライナーノートにも書いてありますが、1番は自伝的作品なのだそうで、それも失恋後の作曲~   ああ、人の失恋の痛みが切々と・・・・・・今のところ、まだ・・・ダメ・・・かも・・・
 
マーラーファンの方々、ごめんなさい。スザンナはまだマーラーの良さが解らぬ未熟者です。けれども、これだけ熱い支持者がいて、たくさんの指揮者と演奏家がCDを出す ということは 素晴らしい魅力があるのだろうとは思うのです。
演奏に加わると楽しいのでしようか?聴くだけでも聞き込むと良さがわかってくる?
 
するめのように噛めば噛むほど味がでてくるのでしょうか?暇を見つけて聴きこんでみようと思います。BGMにはならないのでww 
 
そして、交響曲の1番と5番とともに納められているのは、バリトン歌手 トーマス・ハンプソンによる「さすらう若人の歌」。
 
とても美しいメロディの4曲からなるオーケストラ伴奏の歌曲。この曲はマーラーがソプラノ歌手 ヨハンナ・リヒターに失恋したときの体験をつづった詩がもとになった作品だそうですね。曲が美しいだけに心に秘めた悲しみがかえって痛々しいです。
特に、4曲目の「君が青き瞳」は情景が浮かび、涙が・・・
 
 
コンサートに行くときも交響曲は敬遠してしまいがちだったのですが、大きな編成の交響曲も聴いてみようかと思っています。チケットお高いからたまにねw
 
*****************************************************************
 
 
マーラーと一緒に届いた漫画「虹のナターシャ」も読みました。
 
虹のナターシャ (上)

虹のナターシャ (上)

  • 作者: 大和 和紀, 林 真理子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: 文庫
 
虹のナターシャ (下)

虹のナターシャ (下)

  • 作者: 大和 和紀, 林 真理子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: 文庫
 

 

作家でオペラの勉強もしている 林真理子さん原作の漫画。
宝塚歌劇団でも取り上げたそうですね、初めて知りました。
文庫本になっていたので、お手頃で読みやすく、音楽(声楽)が柱のひとつになっているので、楽しめました。
絵を描いている大和和紀さんは不朽の名作「はいからさんが通る」の作者です。
 
 Ceciliaさん、「虹のナターシャ」の情報をありがとうございました。
 


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コメント 14

Cecilia

マーラーのことだけだと思っていたらびっくりでした~~!!
早速購入してくださったのですね~!
ナターシャのお洋服のデザインも素敵だし、梅子さんの着物には林真理子の着物趣味が反映されているし、富士屋ホテルも出てきますね。
かと思えば、男装の麗人川島芳子とか、ラストエンペラーの一族が出てきたり、ハードボイルドな歴史小説という面もあり、奥が深いです。

私は三条さまが好きですね。
by Cecilia (2006-07-11 14:25) 

スザンナ

Ceciliaさん、こんにちは♪
「虹のナターシャ」を読みながら、バックにマーラー、と思ったら、両方とも意味がありすぎて、壮大で×でしたww BGMはやっぱりモーツァルトがいいです。すんなり入ってきます。

梅子さんのお着物、なるほど林真理子さんの趣味がこういうところにも反映しているのですね。彼女はやりたいことをするために努力を惜しまない人、素晴らしいですよね。三条さんは「はいからさん」の伊集院さんと重なってしまいました~w これからアンサンブルの友達に回します~
 
by スザンナ (2006-07-11 16:58) 

platinum

ああ、もったいない。交響曲の中にチェロの限りなく美しいメロディーと、激しい情熱が詰まっておりますよ…。ちょっとki印入っている人ですが、ぼちぼち聞いてみてはいかがでしょう?
by platinum (2006-07-11 21:41) 

c-tail

実は私、交響曲のCDはほとんど持っておりません。というか、何となく交響曲を敬遠しております。何故でしょう。子どもの頃からvnのCDばかり聞いて(聞かされて?)育ったからかもしれません。
バッハ、ヘンデルのvn曲が一番落ち着きます・・・
以前に、結構年輩の方のblogで「若い頃はマーラーとか派手な曲が好きだったが、年をとるにつれてバッハなどバロックに落ち着いてきた。」との記載がありました。
30代はじめでバッハとヘンデルに落ち着いてしまっている私は、この後どうなるのでしょう・・・
by c-tail (2006-07-11 22:35) 

スザンナ

☆platinumさん、こんばんは♪
ki印ですか~ww 芸術家に多いですよね。
自分で弾いてみるとまた素晴らしさを実感できるのでしょうね。私にマーラーの交響曲のチェロパートが弾けるのか?、も疑問ですがww ぼちぼち聴いてみます。platinumさんのオケでマーラーのご予定はありますか?

☆c-tailさん、こんばんは♪
仲間がいて心強いですww そうですか~ 交響曲を持っていない人いるんですね~ 確かに大編成の上に金管パートなどが華々しく入ってくるので、全然違う色ですね。美しいメロディと奈落の底に落ちていきそうなメロディが同居しているのでこちらは情緒不安定に・・・w
ストーリーとして楽しめるようになれば、入り込めるのかな? と思っています。
c-tailさんの今後、楽しみですね!うふふ
by スザンナ (2006-07-11 23:41) 

ようちゃん

マーラーはやはり重いですか。確かに、重いと思います。それに、やたらと意味不明にテンポ・楽想が変わったり、前後関係がわからず、いろんなフレーズ・旋律が出てきたり、いやはや何じゃこれは?と思うこともあります。(でも1番と5番は比較的、聴き易い部類と思いますよ、あと4番が、マーラーの中では比較的軽いですよ。)
しかし、何か、あの重さに、心が引き裂かれんばかりに感動してしまうようになってしまいました。
今、7番という、おそらくマーラーの中でも一番演奏回数が少ない部類に入るものをやっていますが、これも、私自身、聴いている時はあまり好きでなかったのですが、最近、その魅力に取り付かれつつあります。
by ようちゃん (2006-07-11 23:50) 

スザンナ

ようちゃんさん、こんにちは♪
マーラーを聴いて、自分が音楽に何を求めているのかな?と考えました。
ストーリーがあるこういう意味深な音楽はその感性を共有できることに喜びを感じるのでしょうね。入り込めたときの感動はバッハやモーツァルトなどの音楽に感動するのとは質が違うのだと思います。私もその感動を共有できるかどうかぼちぼち聴いてみますw 普段家で聴いていたいのはBGMになるようなもののほうが~ふふふ。7番の演奏会、もうすぐですね。がんばってください!
by スザンナ (2006-07-12 09:55) 

フルート吹きのソムリエール

わたしはオーケストラをやっていますが、マーラーは難しいと思いますwww
やっぱりちょっと重いですよね~ しかも、ちょっと「キレ」てる感じがあり、そこがマーラーのすばらしいところでもあるのでしょうが、私はちょっと理解しづらいです。
先日マラ7やりました。いままで食わず嫌いでマーラーは避けていましたがやっぱりまだまだ。。。道のりは遠いです。
でもマーラーの中ではちょっと違う マラ9 がいい、という方多いです。
ちなみにフルート吹きのくせに、弦楽アンサンブルが大好きです♪
by フルート吹きのソムリエール (2006-07-16 09:04) 

ぎーこ

マーラー、練習するのがめんどくさくなったりします…
個人的にはシュトラウスのほうが楽しくて好きです♪
でも虹のナターシャはもっと好き(笑)

でもマーラーの9番は聞いていても弾いていても楽しいと思います。
4番とかはあまり演奏されませんがソプラノが入って可愛らしい曲ですよ。
by ぎーこ (2006-07-17 00:41) 

スザンナ

☆フルート吹きのソムリエールさん、こんにちは♪
演奏してもやはり重いのですね~ 最終的には好みになるのでしょうね。
私の勝手な直感なのですがw マーラーは男性ファンが多いような気がします。
なぜかなぁ?男性の方がロマンティストなのでしょうかねぇ。
オケだけでなく、いろいろな活動をされているのですね。ご夫婦そろっての音楽活動は楽しいでしょうね~ 家庭内も平和ですね!うふっ

☆ぎーこさん、はじめまして、こんにちは♪
いやぁん、プロなのに ぎーこ って、あはは。
マーラーは練習も大変そうですね。ソプラノが入っている4番、聴いてみたいので早速アマゾンで見てみます。
「虹のナターシャ」いいですねっ。お話もいいですが、絵がまた素晴らしいです。
話は違いますが、アイコンは足のベティキュアですね~ステキです。
私も夏はベティキュアで楽しみます。手の爪は思い切り短いですものね(涙
by スザンナ (2006-07-17 12:25) 

platinum

スザンナさん、うちのオケでは12月に6番をやる予定なんですよ。クライマックスでは、大きな大きな木のハンマーでドカ~ンなんて大技もありです。でも少し重いかも…。
by platinum (2006-07-17 20:34) 

mayyt

昨年夏に「千人」を2日連続歌ったら痩せました(笑)。演奏する側も聴き手もパワーを必要とするようですね。
「虹のナターシャ」は漫画喫茶で読みましたが、面白さにひきずりこまれ、あっという間に読み終えてしまった記憶があります。
by mayyt (2006-07-18 11:36) 

スザンナ

☆platinumさん、情報をありがとうございます。
ホームページの演奏会の予定でチェックできるのでしょうか?
ホムペのぞかせていただきますね。
木のハンマーでドカ~ン!!!迫力ありそうですね。


☆mayytさん、こちらにもありがとうございます♪
ええっ?ダイエット効果ありですか?ww 2日連続っていうのがすごいですよね。聴く方だけでなく、演奏する側も大変なんですねぇ。

「虹のナターシャ」はほんと一気に読めますね。
また、遊びに行きます~
by スザンナ (2006-07-18 18:57) 

YSE広報

はじめまして。
私、横浜シンフォニックアンサンブルというアマチュアオーケストラで広報担当をしております。
来年の1月に第14回定期演奏会を開催することになりました。
曲目は何と、マーラーのSym No.5です。
今回は、特に、気軽に音楽に触れていただくことを目的としまして、ホームページ上での無料チケットの提供も行っております( 「60歳以上のご来場者については入場無料」!)。
ぜひ、機会がありましたら横浜までお出でください。

【第14回定期演奏会のお知らせ】
公演日:  2007年1月20日(土)
開演時間: 14:00(13:20会場)
公演場所: 横浜みなとみらい大ホール
最寄駅:  みなとみらい/桜木町
料金:   全席指定1500円
       ※60歳以上入場無料、下記のホームページにて無料
         チケット提供
出演者:  指揮:久志本 涼
演目:   マーラー/交響曲第5番 嬰ハ短調
       スメタナ/連作交響詩「わが祖国」より
問合せ先: http://yokohama-se.dreamblog.jp
by YSE広報 (2006-08-14 18:50) 

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