ロイヤルオペラハウス [音楽]
一躍有名になったオペラ プッチーニ作曲の「トゥーランドット」
荒川さんがオリンピックで使用したことで有名になった、 カラフの「誰も寝てはならぬ」をはじめ、美しく切ないリュウのアリア、一度は生で見たいオペラのひとつですよね。
イギリス滞在中に、一度だけですが コベントガーデンのロイヤルオペラハウス にオペラ鑑賞に行きました。それが 「トゥーランドット」でした。
*プログラムの中表紙*
トゥーランドット役はウクライナ出身の方で Anna Shafajinskaia。リュウ役は中国人のLi Ping Zhang。その物語の背景(地域)にも配慮した人選で、さすがロイヤルオペラ~と、思いました。オケはもちろん The Orchestra of the Royal Opera House. 指揮者は Marco Armiliato.
私たちは£25(5,000円くらい)のお手頃席でしたので、サイドのバルコニーでした。上から正面席のあたりをパチリ。
この古めかしいライトの明かり、舞台もぼんやり暗くて、なんかおどろおどろしい感じですね。
やはり、自分(ソプラノ)では、歌うことが難しい「誰も寝てはならぬ」を、生で聴くことができて感動でした。(サラ・ブライトマンは歌ってますね。)
それと、3人の大臣、ピン・ポン・パン は とっても大切な役なんだな~ と感心。歌って踊って大活躍でした。汗だくで、体力勝負ですね。
私たちが訪れたときには、ロイヤルオペラハウスが改装した後でしたので、ガラス張りの内装、おしゃれなレストラン、吹き抜けのラウンジ、本当に素晴らしかったです。それと、充実したミュージック&バレエのショップ、掘り出し物もあるかも~ 新しい建物に拒否感を持つイギリス人には、賛否両論だったらしいのですが。
物価の高いイギリスでエコライフ(貧乏生活ともいう)だった私たちは、幕間のお飲み物だけ(泣)、それでも雰囲気を満喫できて、満足満足。ロイヤルオペラハウスは、観光客も多いですが、地方のイギリスの人たちにとっても特別なイベント のような印象を持ちました。泊まりがけでロンドンに来て、おしゃれをして、オペラを鑑賞して、レストランで食事を取る。そんな年配のご夫婦が多いように感じました。あくまでも、推測ですww
日本では、なかなかオペラを見に行けません。ほんとにお高いですよね。お手頃席から売り切れになっちゃうし。もっぱらDVDに頼っています。
久しぶりにホムペをのぞいたら、この7月にも トゥーランドット が予定されているみたいです。いつにもまして、日本人観光客が多いかもしれませんね。