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映画 リトル・ロマンス ヴィヴァルディRV.93 [音楽鑑賞]

連休も後半ですが、いかがお過ごしですか?

スザンナは家で普通に生活しています。(寂しいな 笑)

先日、つまみ観していた映画「リトル・ロマンス」。

リトル・ロマンス [DVD]

リトル・ロマンス [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD

この曲好きなんだけどなんだっけ?のまま過ごしていましたが、チェロの練習のために聞いていたヴィヴァルディのCDにありました。リュートのためのコンチェルト RV93 の2楽章 largo です。

ジュリアーニ&ヴィヴァルディ:ギター協奏曲

ジュリアーニ&ヴィヴァルディ:ギター協奏曲

  • アーティスト: 山下和仁,ビバルディ,ジュリアーニ,シモーネ(クラウディオ),ベェネティ(イ・ソリスティ)
  • 出版社/メーカー: BMGビクター
  • 発売日: 1995/01/21
  • メディア: CD

ギターで演奏されることも多いようです。映画の音楽監督はフランス人の作曲家 ジョルジュ・ドルリュー

以下ウィキペディアより、
1979年の『リトル・ロマンス』では
ヴィヴァルディリュート協奏曲をモチーフとし、フランス人では初のアカデミー賞オリジナル作曲賞を受賞している

曲をご存じの方、聴いたことあるなぁ という方も多いんじゃないかしら? 
ゆったりした気分になれる曲です、休日にいいかも♪ 
こちらで視聴できます(14曲目です)

 


今日のみや(迷い猫)

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ちょっと前にキャットタワーを購入しました。高い場所が好きなにゃんことそうでない子がいると聞いてましたので、使ってくれなかったらどうしよ~(>_<) でした。
最初は一番上のカップがこわかったようでしたが、最近ここでまったりしています(^-^)

09.05.04みや.jpg

リラックスしすぎ。。。

 


 


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ラクメ [音楽鑑賞]

07.4/23 東京文化会館 ドリーブ作曲 オペラ 「ラクメ」 に行ってきました。

今話題のコロラトゥーラソプラノ デジレ・ランカトーレが演じる「ラクメ」
「ラクメ」の日本上演は80年ぶり!だそうです。

 開演前

音楽も脚本も素晴らしい!のに上演できないのは、やはり ラクメ のアリアがとても難しいから。
ランカトーレさんの歌う 2幕のアリア 「鐘の歌」 
とにかく高音が美しい、細く長く続く高音にため息です。
声の密度が非常に高く、表現力の豊かさも素晴らしい。
アリアは超絶技巧の連続で、歌える歌手は本当に限られると実感しました。

以前、ブリティッシュ・エアウェイズ社のCMでも使っていた花の二重唱は、音楽を聴けば「ああ、きいたことがある」と思う人が多い音楽だと思いますが、この二重唱のメゾパートを歌うマリカ(ラクメの侍女)もこの後はほとんど活躍しません。
ラクメ の比重が大変重いオペラです。

 幕間

2幕途中の巫女たちのバレエのシーンは、音楽も踊りも美しく、コッペリアなどのバレエ音楽で活躍したドリーブらしい舞台になっています。
また、市場のにぎやかなシーンや街の人々の合唱も良かったです。

ジェラルド役のチェルソ・アルベロ(テノール)、ニラカンタ役のエルネスト・モリリョ(バス)の調子はどうだったのでしょう?
私の感想は、ランカトーレの密度の高い声を聴くと周りの歌手の声が物足りなくなってしまうかな? と。
声が良いなと私が思ったのは、アジ(ニラカンタの召使い)役のドゥシャン・トポロヴェツです。 ・・ 舌噛みそう

ランカトーレは3年先まで公演予約がうまっているそうですが、うなずけます。



【あらすじ】 とってもシンプル編

オペラの舞台は19世紀、イギリス支配下のインド。
イギリス人の横暴さに苦しんでいるインドの人々。
バラモンの神を信じ、神の力によって圧政から救われると信じる高僧ニラカンタ。
聖女であるニラカンタの娘 ラクメ。

憎きイギリス人の士官ジェラルドとラクメが出会い、お互いを愛してしまう。
聖域を侵し、自分の娘をたぶらかすジェラルドを憎み、命を狙うニラカンタたち。

ニラカンタに刺されるが、ラクメの看病によって命を取り留めたジェラルド。
けれども、ラクメとの愛に生きるか、軍人としての名誉と義務、婚約者(エレン)との愛に生きるか、迷うジェラルド。

彼の迷いを知ったラクメは、毒花ダチュラを噛み、ジェラルドが父ニラカンタに再び殺されることのないように聖なる水を交わした人(永遠の夫婦)となったことを告げ、死んでしまう。

 



 

「今日のお花」 


 



 


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【CD】室内楽もの1&いろいろ雑記事 [音楽鑑賞]

次回の演奏会(7/14)の曲目が決まりました。

レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲」

以下CDノートより(渡邊學而氏)

1.イタリアーナ
16世紀末の作曲家不詳の曲にもとづき、その旋律の美しさが際立っている。

2.宮廷のアリア
原曲は、ベザールの作品。前後にアンダンテ・カンターピレの感傷的な旋律を持つ部分があり、中間の部分ではテンポ、楽想ともにさまざまに変化する。

3.シチリアーナ
原曲は、作曲者も題名も不詳の曲だが、たいへんよく知られており、現在でもリュートで演奏されている。レスピーギは、その主題にもとづく変奏の形で作曲している。

4.パッサカリア
バロック時代のロドヴィコ・ロンカッリの作品にもとづき、バロックの変奏曲の形であるパッサカリアで書かれている。リュートの雰囲気にも似た弦の奏法が使われているのも特色である。

Respighi: Gli Uccelli; Antiche Danze ed Arie; Trittico Botticelliano

Respighi: Gli Uccelli; Antiche Danze ed Arie; Trittico Botticelliano

  • アーティスト: Ottorino Respighi, Orpheus Chamber Orchestra
  • 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
  • 発売日: 1993/10/12
  • メディア: CD


    10~13曲で試聴できます。

    題名を聞いたことがなくても、どこかで聞いたことのあるメロディがちりばめられているのも、魅力です。

私も以前に一度演奏して、好きになりました。
チェロはピチカート(指ではじく演奏法)の和音が多く、さらりと美しい音色で、和音の音程をきちんと取るのが難しいところです。
リュートのための・・・というタイトルですから、リュートをポロロンと奏でるイメージを出したいですね。
 


今日(3/21)でブログ開始一年になります。
ぼちぼち書いてきた記事も137になりました。


読んでくださる方々に感謝をしつつm(_ _)m、気負わず、日常を赤裸々に? 笑 綴っていくつもりです。 
お時間がありましたら、のぞいていってくださいませ♪


***************

最近の写真から 『しずかの表情いろいろ』 





最近の写真から『牛若 思考停止顔』

    

 
   ピュアーです 

 



今日は庭の草取りをしました。

庭仕事をしていると、草の種類でも季節の移り変わりを感じますね。
今日、主に取ったのは、なずな と ほとけのざ

   
   なずな               ほとけのざ 

 *「野の草花」 文 古屋一穂 絵 高森登志夫  福音館科学の本 より

なずな は一般に ペンペン草 と呼ばれていますね。
三味線のばちのような三角形の種がつきます。
種は小さく、ひと株のなずなから960粒もの種ができるそうです。コワっ 
春の七草 のひとつ として1月7日に七草がゆを食べますが、花も葉もおひたしにすると、美味しいそうです。皆さんもいかが?

「味がしっかりして深みがあり、わずかな苦みに甘みもあって、驚くほど美味です」
 
今泉吉晴氏(都留文科大学地域交流センター特別非常勤講師)朝日新聞PR版より

ほとけのざ はとてもかわいらしいピンクの花を付けます。 
半円形の葉が茎を囲んで、蓮華座に似ているということから、この名前がついたのだそうです。

草取りは案外思考できる良い時間にもなりますね。
もちろん手は動かしてますよ  笑    
 


【今日の緑】 

クリスマスローズ

地植えにしたら、なかなか花が咲かなくて、今年やっと花を付けてくれました。
最近、クリスマスローズは人気があるみたい。
楚々としたお花がかわいいです。

       

 


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【CD】 歌もの 1 [音楽鑑賞]


最近聴いたCDやお気に入りのCDを、記録も兼ねてアップしていきます。

はじめはアーリーン・オジェーのバッハのカンタータ。

 


ソプラノ(私)が歌ってみたいカンタータのアリアがたくさん入っています。
渋いながら充実度の高いCDです。
このCDを聴くと、オジェーさんがどれだけ音楽と真摯に向き合っていたかがわかるような気がします。

【曲目】
J.S.BACH

BWV68  MEIN GLÄUBIGES HERZE
BWV115 BETE ABER AUCH DABEI
BWV84  ICH ESSE MIT FREUDEN MEIN WENIGES BROT
BWV199 TIEF GEBÜCKT UND VOLIER REUE
BWV105 WIE ZITTERN UND WANKEN
BWV183 HÖCHSTER TRÖSTER,HEILGER GEIST
BWV49  ICH BIN HERRLICH,ICH BINSCHÖN
BWV92  MEINEM HIRTEN BLEIB ICH TREU
BWV36  AUCH MIT GEDÄMPETEN,SCHWACHEN STIMMEN
BWV80  KOMM IN MEIN HERZENSHAUS
BWV57  ICH WÜNSCHTE MIR DEN TOD,DEN TOD
BWV127 DIE SEELE RUHT IN JESU HÄNDEN
BWV199 WIE FREUDIG IST MEIN HERZ

Arleen Augér,Soprano
Bach-Collegium Stuttgart
Württembergisches Kammerorchster Heilbronn
指揮 Hrlmuth Rilling


アメリカ出身のソプラノ歌手。
発音も定評があり、日本公演時の日本語も見事だったという話を聞きました。
54歳で亡くなられたのが惜しいです。
命を削っているかのような、聴いていて切なくなる歌声です。
また、バックの室内楽の質の高さも聴き逃せません。

オジェーさんのCD手に入れにくくなっていて残念です。

 
Duets, Trios And Operas From Handel, Mozart, Strauss

Duets, Trios And Operas From Handel, Mozart, Strauss

  • アーティスト: Nicolai Gedda, Arleen Auger, Tatiana Troyanos, Gundula Janowitz
  • 出版社/メーカー: Bella Voce
  • 発売日: 1998/08/08
  • メディア: CD

たぶん、左から二人目がオジェーさん。
 

 
今日(3/13火)も風が冷たかった~!
そんなこと、どこ吹く風のわんこたち。

まったり わんこ井戸端

今日は、午後からシルバー人材センターの植木職人さんが来てくださいました。
いつものように、職人さんに向かってすごい勢いで吠えていたわんこ。
その後、私が出掛けて帰ってきたのが4時過ぎ。
職人さんに「近くを通る度に吠えてやりずらかったでしょう?」
と、話しをしたら、???のお顔。
「ずっと寝てたみたいだけど」
「えっ?ええ~~~~~???」

なんと、家のわんこは、私たちが出掛けると、サンルームのベッドにもぐって
昼寝をしているらしい・・・笑 今日始めて知った真実!ガーン!!!
いえいえ、吠えなくていいんですけどね、、、

でも、今日も私が帰った途端に、吠えていたような・・・(^^;) 

私たちの前では、お仕事しなきゃいけないと思っているのか・・・
私たちが出掛けると、恐いから寝てやり過ごしているのか・・・

どうなんでしょうか? 
よく見たら、目やについてました 苦笑

        

   


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ヴィヴァルディのモテット RV630 [音楽鑑賞]

今日はヴィヴァルディのモテットRV630: Nulla in mundo paxsincera
を紹介します。3楽章からなっているこの曲のこのタイトルの1楽章、ヴィヴァルディのモテットの中でも一番美しいと言われてます。
↓はエマ・カークビーのCDで一部試聴できます。ディスク1の 全21曲を見る をクリック、19番目の曲です。

Vivaldi: Gloria; Motets; Cantatas

Vivaldi: Gloria; Motets; Cantatas

  • アーティスト: Antonio Vivaldi, James Bowman, Academy of Ancient Music, New London Consort, Christopher Hogwood, Catherine Bott, Emma Kirkby, Judith Nelson, Catherine Mackintosh, Simon Standage
  • 出版社/メーカー: L'Oiseau-Lyre
  • 発売日: 1997/10/14
  • メディア: CD


↓のCDは私のお気に入りのデボラ・ヨークさんのもの。
一番聴いて欲しいけれど、残念ながら RV630 は試聴できません。

Vivaldi: Sacred Music, Vol. 2

Vivaldi: Sacred Music, Vol. 2

  • アーティスト: Antonio Vivaldi, Robert King, James Bowman, King's Consort, Deborah York
  • 出版社/メーカー: Hyperion
  • 発売日: 1996/06/10
  • メディア: CD


この曲を知ったのは、デイビット・ヘルフゴット(ピアニスト)の話を元にした映画「シャイン」ででした。オーストラリア出身の実在のピアニストです。
才能がありながら、父親との確執から留学先のイギリスで精神を病み、一度は音楽から遠ざかったデイビット。彼をいろいろな面から支えてくれる女性と知り合い、結婚したのち、ピアニストとして活動を再会しました。日本でもチケットが売り切れるほど話題のコンサートのようでしたが、今はどうしているのでしょう。

Shine: The Complete Classics

Shine: The Complete Classics

  • アーティスト: Ludwig van Beethoven, Fryderyk Chopin, Franz Liszt, Sergey Rachmaninov, Nikolay Andreyevich Rimsky-Korsakov, Robert Schumann, Antonio Vivaldi, David Zinman, Edo de Waart, Kurt Masur
  • 出版社/メーカー: Philips
  • 発売日: 1997/05/13
  • メディア: CD



この曲は、参加している弦楽アンサンブルで歌わせていただいた思い出深い曲でもあります。
♪タラタラタラタラタラタラ♪というシチリア風のヴァイオリンの美しい響きにのって、天上にのぼるような気分になります。(私、クリスチャンではありませぬが)
「この世に安らぎを見いだすことなどできないのです、あなた(神)の真実の愛なしには」 とこんな歌詞だったと思います。(簡単にまとめすぎ!笑)
 

”自分が死んだときにどんな曲で送りだしてもらいたいか” とそんな話を友人としていたときがあります。ネガティブな話ではなくて、それほど好きな曲がある?という話です。
友人は モーツァルトの「フルートとハープのためのコンチェルト」K.299を挙げていました。
私は・・・冒頭のヴィヴァルディのモテットです。
お葬式とか、そういう意味ではなくて、この曲をそんなに好きだということです^^;

クラシカル・エヴァー!コンチェルト

クラシカル・エヴァー!コンチェルト

  • アーティスト: オムニバス(クラシック), コールズ(サミュエル), 吉野直子, イギリス室内管弦楽団, モーツァルト, メニューイン(ユーディ), アンスネス(レイフ・オヴェ), ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団, グリーグ, キタエンコ(ドミトリー), ツィンマーマン(ペーター)
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2005/03/09
  • メディア: CD



疲れているときや、気が滅入っているとき、
歌曲は意味がありすぎて~  オペラのアリアは体が受け付けない~
心が洗われるようなこの曲を聴くと浄化されるような気持ちになります。(私の場合です 笑)

わんこにもなごませてもらってます♪


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ニューイヤーコンサート ATM [音楽鑑賞]

1月5日 ニューイヤーコンサートに行きました。

 

水戸芸術館のニューイヤーコンサートは曲目が当日までわからないというお楽しみコンサート。
テーマは「世界にいくつもの花」でした。
そして、曲目のリクエストを募ります。
コンサート曲目のうち、すべてではないけれどリクエストから選んでくれるので、リクエストする楽しみもあります。
一緒に行った友人のリクエスト シューマンの「花の曲」はしっかり演奏曲目に入っていました♪
もうひとつのお楽しみは、この当日のために、編曲版を用意してくれることです。贅沢ですよね。

ヨハン・シュトラウスⅡ世のワルツ「南国のばら」 (野平多美編曲) から始まって、21曲。

ピアノソロ、ヴァイオリンソロ、チェロの二重奏、フルートソロ、歌、小編成の室内楽、ヴァイオリンとビオラのデュオ、ポジティフオルガンソロ、カルテット、
そして、最後に編曲版のチャイコフスキー くるみ割り人形から「花のワルツ」
とにかく盛りだくさんでした。
司会も当日まで秘密です。今年はNHKアナウンサーの山本志保さん。
毎年NHKのアナウンサーが登場します。

どの演奏も「花」あるいは「春」をテーマにした曲で新年を明るく彩ってくれましたが、やはり圧巻は 天羽明恵さんのお歌♪

前半には日本歌曲(からたちの花、ばらの花に心をこめて、さくら横ちょう、たんぽぽ)加えて、
ヴァイオリンとピアノで 「モーツァルトのアリア:やさしい春はもうにこやかに笑いかける K.580」

後半は
ヨハン・シュトラウスⅡ世「春の声」
ヴェルディ 椿姫から 「ああ、そはかの人か・・・花から花へ」

特に、最後の2曲は天羽さんのコロラトゥーラとオペラの表現力を堪能できる選曲で、会場がどよめきました。
響き渡る美声が、体に、脳に染み渡り、鼓膜がびんびん震えました♪
機会があったらぜひ生で聴いていただきたいコンサートです。

ちょっと話はそれますが、水戸芸術館の巻頭ページに先日NHKのニューイヤーオペラコンサートで歌われ、大変評判だったフィオレンツァ・コッソットさんについて、音楽評論家の黒田恭一さんが以前に書いた文章が載っていました。 こちらです

 


《今日のお花》

   
このシクラメンの名前は ショパン(Chopin) 
年末にストラヴィンスキーと一緒に求めたものです。
やわらかい色合いですよね。

もうひとつ (いくつ購入したのやら・・・苦笑)
こちらは香りが特徴の ティアレット・ピンク

   

   部屋中に香る まさに シクラメンのかほり♡ です。
   サーモンピンクのやさしい色合い。

 


 《お正月のわんこ》
 爆睡中の牛若・・・白目、出ている犬歯、・・・ 笑

  

 


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NHK音楽祭 『体感!モーツァルト』 [音楽鑑賞]

NHKハイビジョンで放映された、NHK音楽祭を見ました。(11/18  2006)

テーマは 『体感!モーツァルト』

指揮 ロジャー・ノリントン  演奏 NHK交響楽団

モーツァルト 「後宮からの誘拐」序曲 K384
 エルガー    チェロ協奏曲 ホ短調 作品85 チェロ 石坂団十郎
モーツァルト  交響曲39番 変ホ長調 K543

ノリントンさん(イギリスオックスフォード出身)は、作曲家が曲を作曲した当時の音を忠実に再現しようと研究をしている指揮者。ビブラートが音楽を表現する上で最善なのか、常に問いかけているという。

ノンビブラート奏法・・・

ノリントンさんによれば、ビブラートをかけるようになったのは1930~1940年ころかららしい。
モーツァルトはもちろん、ブラームスもチャイコフスキーマーラーもベルクもビブラートをかけた演奏をしていなかった。1910~1920年頃は「カフェビブラート」と言って、クラシックではない音楽分野で使われていたそうで。

以前、チェリストの鈴木秀美さんがビブラートかけすぎについて、著書の中で触れていたのを思い出す。

演奏の感想は・・・

楽器本来の音色の美しさが際だった演奏だと感じました。
無垢な音色。
ビブラートがないと音は丸裸、当然演奏は難しい。
音程の確かさ、弓の使い方。
リハーサル一回目からノンビブラートに挑戦できるN響のメンバーはさすが。
モダン楽器で当時の音楽表現をする楽しさを感じさせてくれた。
会場で聴いた方の感想をブログなどで読んでみると、透明感のある音楽だったとか。

エルガーのチェロコンチェルトも極力ビブラートをかけない演奏に挑戦していました。
音が丸裸というのは、チェロを弾く身としてはちょっと恥ずかしい。
石坂さんはお名前は超日本人ぽいですが、日本人の父とドイツ人の母のハーフ。

このコンサートは、途中ノリントンさんのお話を聞けるコーナーがあり、
モーツァルトの時代(18世紀)のことばを理解する試み、音楽が演奏されていた環境、オケの楽器の配置、編成など、とても分かり易い解説をされていた。

テンポ 配置 楽器編成 強弱 フレージング すべて18世紀のルール。
そのルールに乗ったとき、音楽が輝き始める という話。

一見、気むずかしそうなノリントン氏。話はじめると、イギリス人特有のユーモア混じりの温かいお話に引き込まれる。

管楽器や打楽器などは 配置の他、演奏自体を変えていたのでしょうか?

透明感あふれる音色、心弾む演奏、一度生で聴きたい演奏会でした。

来年2007の2月にエマ・カークビーとリュートのデュオコンサートに行く予定です。今度はノンビブラートの歌声を生で聴ける良い機会になりそうです。

 


《今日の庭》


先日、庭のけやきに来ていた コゲラ 

 
コンコンと木の肌をたたいてお食事中

小さくてかわいいけれど、鳴き声は ギーギー 存在感あふれる声


 


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