お歌のレッスン6 [音楽]
今日はお歌のレッスン日でした。
この間のレッスンから約一ヶ月空いています。この間に先生のお歌のコンサートもありました。
先生のコンサートはソロ(バリトン)とソプラノとのデュオ。今年らしくモーツァルトの歌曲を4曲、「魔笛」から3曲、「ドン・ジョバンニ」から3曲、休憩をはさんで、北原白秋の詩による日本歌曲を10曲あまり。盛りだくさんのコンサートでした。
モーツァルトでは「ドン・ジョバンニ」からレポレロの「カタログの歌」がとても楽しかったです。先生ご自身もはじめて歌ったとおっしゃっていましたが、あらためてモーツァルトはどんな滑稽な場面の歌でも素晴らしいメロディにしちゃうのね、と感心して聴きました。それはもちろん先生の表現力の素晴らしさがあってこそ と思いますが。ソプラノの私は自分が歌えそうなアリア、デュエット、重唱などばかり記憶に残ってレポレロのアリアとかよく聴いていなかったのですね。反省反省・・・
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さて、今日のお歌のレッスンですが・・・最近、自分の中でつかみかけている感触 が出てきていたので、それが間違っていないか、ちょっと心配でした。大丈夫だったみたいです(^_^;)
今日は「パノフカ」(歌のエチュード)から始めていただきました。以前もちらちらと練習をしていたのですが、本格的にレッスンでみていただくのは初めてです。ドキドキ!だって1番から難しいんですから、私には。ハ長調のなんてことない16分音符の音階なんですけど、これがくせものなんです!母音で歌うと16分音符がダラダラになってしまう。ひとつひとつの音符を声帯できちんと感じて粒にした上で、音形としてはスラーでつなげる これが速いテンポでできなければいけないんですね。
ス「あのぉ、ちょっと母音は難しいのでMaMaMaとかひとつずつ子音入れてもいいでしょうか?」
先「これねぇ、母音だけで歌うの難しいよね、フォッフォッフォッ~、まず最初は母音、aでやって!」
ス「えっ?aだけですか?」
先「そう、難しいのでやってみて、どれくらいできるか聴いてみたいしね~、フォッフォッフォッ」
スザンナ心の声「先生のいぢわる!いぢわる!ぐれてやる~!」
もちろんその後ゆっくり練習してくださり、母音で歌うポイントもしっかり教えてくださいましたww 今日はぐれないで済みました、あはっ 母音もa,i,u,e,oを2小節くらいで「つぎ、e つぎ a とか どんどん変わるので気が抜けません、その上、16分音符を切るのがむつかしい~、スラーでしよ~ と頭の中は沸騰寸前でした。でも「パノフカ」いいかもしれませんね、モーツァルトを歌うのにとても勉強になりそうです。この前の「Exsultate,jubilate」のコロラトゥーラはちゃんとできていたのかしら?不安になってきました。まっいいか、これから出来るようにすればいいのよねっ!(えっ?w
その後、いつものようにMozartのオペラのアリアを3曲ほど見ていただき、あっという間の2時間終了。今日は「IDOMENEO」のイリアのアリアが結構いいできでした。何しろ、前回はペソペソスザンナでしたので、少しホッとしました。
- アーティスト: アーノンクール(ニコラウス), グルベローヴァ(エディタ), モーツァルト, ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団, ハンプソン(トーマス), ボニー(バーバラ), シャリンガー(アントン), マルジオーノ(シャルロッテ), ラング(ペトラ)
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
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高音で長く伸ばす音が美しく我慢できた声で歌えるようにやっとなってきました。私は晩熟もいいところ、でもいいんです、速度は人それぞれ、私なりの仕方でしかできません。「音楽ってなんて美しいのかしら~」と思っていただけるような歌を歌いたいのです。
この次のレッスンまで日にちが短いので毎日コツコツがんばります!