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チェロのレッスン [音楽]

今日はゆるゆるチェロのレッスン。

知り合いのチェリストの方に、ちょっとヒントをいただきたくておじゃましました。ので おしゃべり、お茶、ゆるゆるレッスンです。

でもね、自分の癖や足りないところを指摘していただいて、とっても勉強になりました。歌と同じで・・・支えるところと力の抜き方 になるんですよね、最終的に。ああ、ほんとに歌も楽器も同じだわぁ。力を抜くのは難しいんですよね。

チェロの場合は、肩からの重みを上手く弓に乗せられると、力をそんなに入れなくても、ある程度響きのいい音がでると思うのですが、肩からの力を乗せるためには、肩を持ち上げていなければならないわけで・・・それには筋力がいるんですよね~ 私華奢だから~ (そういうことにしておこう)

チェリストの藤原真理さん、とっても小柄な方です。だから毎日筋トレするんだそうです。音楽もやっぱり体が資本なんですよねぇ。

バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)

バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)

  • アーティスト: 藤原真理, バッハ
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2003/03/26
  • メディア: CD

藤原さんのバッハの無伴奏は、12,3年前に二夜連続コンサートで聴きました。小柄な体で、限界に挑戦しているようなその姿は、まさしく戦士。彼女のチェロや曲に対する思い入れが伝わってくる名演奏会でした。素晴らしいです。

アマゾンでCD探していたら、鮫島有美子さんとご一緒しているCD見つけました。

鮫島有美子「ディスカヴァー2000」(5) 五木の子守唄~日本のうた・第4集

鮫島有美子「ディスカヴァー2000」(5) 五木の子守唄~日本のうた・第4集

  • アーティスト: 鮫島有美子, 藤原真理, 泰はるひ, 島根恵, 板倉康明, 溝入敬三, 上野信一, 皇后陛下, 山本正美, 新実徳英, 板谷節子
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2003/04/23
  • メディア: CD

鮫島有美子「ディスカヴァー2000」(7) 白い花の咲く頃

鮫島有美子「ディスカヴァー2000」(7) 白い花の咲く頃

  • アーティスト: 鮫島有美子, 桑野聖, 糸川玲子, 千葉直師, 藤原真理, 寺尾智沙, 田村しげる, 青島広志, 安藤伸冶, 西條八十, 服部良一
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2003/04/23
  • メディア: CD

皇后陛下とか青島広志さんとか、ちょっと興味をそそるんですけど~

***** 話変わって(突然ですが)今日はスーパーピアノレッスンも見ました。

ラベルの「スカルボ」って なんかとらえどころのない曲ですね。難しそうだし。

テキストも買っていないので、詳しいことわかりませんし、コメントできません。  

ベロフさんも、一度コンサート行きました。ええと、7,8年前くらいかしら?そのときね、ここだけの話ですけど、・・・・・

ボロボロだったんです、彼。特に前半はひどかった。途中で弾くの止めちゃうんじゃないか と聴いている方がドキドキ、恐い。後半のメシアンはさすがにお得意だから、持ち直しましたけど、ほっ・・・ピアニストも人間、波はあるでしょうけど・・・ああいうコンサートもあるんですね。

風邪でぜんぜん声の出ない歌手のコンサートもありましたねぇ。

とっても辛そうなのにサイン会までして大変・・・来てくれたお客様への償い?だったのでしょうね。せっかくだから、握手までしてもらっちゃった。→結構ミーハーです。

高嶋ちさ子さんのコンサートも行ってしまった・・・さすがにおきれいでした。毒舌も絶好調で、楽しめるコンサートでした(^_^;) 

小曽根さんが「ジュノム」を弾いた モーツァルトのコンサート、ちさこさんが司会をしていましたね。あのコンサートは聴きに行きたかったです。去年がべートーヴェン、今年モーツァルト、来年のテーマは誰なのでしょう?ご存じのかた、いますか?

 

 


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お歌のレッスン4 [音楽]

今日は久しぶりにお歌のレッスンでした。
先生の生活環境がとてもお忙しくなり、なかなか時間が取れない中、2時間のレッスンをしてくださいました、感謝です♪

さて、今日も モーツァルトです。
最初は、前回こけた?コシ・ファン・トゥッテの”Una donna a quindici anni” (女も15になったら)
今日は苦手な出だしをだいぶ練習したので、無事通過、ホッ。以前は頑張ってしまっていたFisより高い音が、細くコントロールされた音で歌えるようになりました。

歌い終わった後に、「随分、隅々まで神経を張り巡らせて歌っていたね。すごくよくなったね。」と、言っていただきました。 誤解の無いように書きますが、神経を使って歌うのは当たり前のことですww けれども、いろいろと他のことも気にしなければならないスザンナは、一度にすることが多いので、どこかが抜けるのです。”あちらを立てれば、こちらが立たず” 状態 ってところです。

さて、お次は スザンナが歌うスザンナの歌。フィガロから 
" Deh,Vieni,non,tardar "(とうとう嬉しい時がきた) です。
この曲も練習を積んでいるつもり でしたが、まだまだ勉強することがたくさんありますね。
AndantinoやGrazioso などのゆっくりとした曲は、発音も音の移動もきちんと出来ていないと
バレバレです。この曲は最後5小節前に始まるFの長い音をどんな響きの声でどのように伸ばすか!にかかっているようなものです。まだまだ満足のいく出し方が出来ません。研究余地ありありです。

最後はこれまた、難しい IDOMENEO の"Zeffiretti lusinghieri" 。「この曲はまだやることたくさんあるよね。うわぁふぁふぁふぁふぁ」 と、先生、楽しそう?はい、その通りでございます。

例えば、次の音の動き が、前の音をどこで支えて出すのか?ということを決めていきます。その見極めが甘いのです。はぁ~ ほんとに甘いです。かと思えば、ゆっくりの音形を慎重に歌いすぎ、前に進まない音楽になっていたり、いやだわ、もうっ!
とどめは 3小節にまたがるロングトーンです。一回目は FisからD、FisからFis、2回目は E そして EからFへ。
思い切り出すのならば、得意です!けれども、細く、美しく、しかも響きを上に保ったままで最後に
少しだけクレッシェンド、しかも美しい響きのままで、そして遅い!先生、私を窒息死させるおつもりですか?てなもんです。難しいです。もっと高い音域の方がかえって出しやすいのです。この 2点D,E,F 周辺が、ソプラノには(私だけ?ww)難しい。。。。。

まだまだ体に馴染んでいません。もっと時間をかけて歌い込んでいくしかないです。

世界的に活躍している歌手たちも、進行形で常に勉強し続けているはず・・・一生続くのです、それが音楽の楽しみ・・・ですよね!(1人で思いこみ、盛り上がるスザンナ ははは)

話は変わりますが、今日、レッスン後に 「とてもいいから聴いてみて!」と先生からCDをいただきました。(先生、気前良すぎです~☆)
それは、 ハンス・ホッター の↓のCDです。 

 

菩提樹(ドイツ・リート・リサイタル)

菩提樹(ドイツ・リート・リサイタル)

  • アーティスト: ホッター(ハンス), ムーア(ジェラルド), シューベルト
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2006/01/25
  • メディア: CD

今、聴きながら書いています。2003年に亡くなっている方なのですね。ハンス・ホッター はじめて聴きました。バリトンより低い声、バスバリトン ていうのでしょうか?特徴がありますね。

とても暖かく、落ち着いた、素直で、禁欲的な歌い方。私もこういう歌い方、好きです。先生がお好きなのはよくわかりますね、系統が同じですものww。私のお気に入り シューマンの ”月夜” も入っていて嬉しいです。ワーグナーのオペラで定評があった方なのですね。ワーグナーは、CDもDVDも持ってないんですよね、私。やっぱり勉強すべきですね~

楽器も歌も、その人のすべてが出てきます。それは 自分には怖いことでもあるけれど、感性がピピッ とあった演奏やCDに出会ったとき、喜びもひとしおですね。

コントロールの効いた、上品で、温かい音楽づくり  目標です♪♪♪ 


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宗教音楽の演奏について [音楽]

たくさんの素晴らしい宗教音楽(キリスト教会音楽)♪

モンテヴェルディ、ペルゴレージ、ヴィヴァルディ、バッハ、モーツァルト、ブラームス、フォーレ、 etc・・・ 優れた作曲家たち♪

バッハ:マタイ受難曲

バッハ:マタイ受難曲

  • アーティスト: クレンペラー(オットー), フィルハーモニア管弦楽団, フィルハーモニア合唱団, シュワルツコップ(エリザベート), ルートヴィヒ(クリスタ), ゲッダ(ニコライ), ピアーズ(ピーター), ディースカウ(ディートリヒ・フィッシャー), ピッツ(ウイルヘルム), バッハ
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2002/03/06
  • メディア: CD

 

フォーレ:レクイエム

フォーレ:レクイエム

  • アーティスト: クリュイタンス(アンドレ), パリ音楽院管弦楽団, フィッシャー=ディースカウ(ディートリッヒ), アンヘレス(ヴィクトリア・デ・ロス), エリザベート・ブラッスール合唱団, ピュイグ=ロジェ(アンリエット), フォーレ
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2002/03/06
  • メディア: CD

私は、宗教曲の響きの美しさや、メロディーの美しさに惹かれて、歌、楽器(チェロ)で演奏してきました。でも、私自身は信仰心はありません。

最近、信仰心がないのに、宗教曲を演奏するのって、どうなのかな?と考えはじめ、答えが出せないでいます。特に、歌の場合は 歌詞が~。言葉の意味を調べたとしても、それを理解する(宗教曲はそれ自体難しいですね)、そして その歌詞に共感して歌うとなると、違和感を感じてしまうのです。

そもそもの始まりは、私が宗教曲を練習しているときに、「信仰心がないのに歌うのは、どうなのかな?」という 夫の意見です。なかなか痛いところをついています。彼の知り合いに美学それも宗教音楽に詳しい方がいます。宗教音楽と信仰心について、一度話しをしたことがあるそうです。

「音楽の演奏、特にコンサート形式の演奏については、曖昧なんだよね」 とおっしゃっていたそうです。プロの演奏家といえども、全員が敬虔なクリスチャン、ということはありえないですものね。「音楽はそこがいい加減?なんだよね・・・」といって苦笑いをしていたそうですが。

西洋の方たち(キリスト教が主な宗教になっている国の)は、敬虔なクリスチャンであるかどうかは別にして、生まれたときからの生活習慣として、キリスト教に馴染んで生活しています。私たちがことあるごとに、神社にお参りにいったり、葬祭の行事が仏式で違和感なく行われているのと同じです(もちろん個人差があると思いますが)。日本歌曲を歌うときに、歌詞の意味や作詞家の意図抜きで、勉強はできません。聴いて感動するときも、メロディーだけではなく、歌詞を理解しているのですよね。それはクラシックに限らない、童謡でも、演歌でも、Jポップでも同じですね。

そういうことを考えると、宗教に共感を持たず、歌う、演奏する行為は難しいのかな~ と思ったりして・・・

ただ単純に美しく好きな作品として、演奏し、楽しんではだめかしら?

以前にレッスンをしていただいた先生が

「こんなにテクニックについて厳しく教えていても、私が好きな歌手が技術的に特別優れているわけじゃないのよね~。」 また、「上手い歌手と人を感動させられる歌手が必ず一致するわけではない」 とも。ごもっとも♪♪♪

ならば、宗教にシンパシーがなくとも、コンサートとして演奏し、音楽を楽しんでもいいではないですかぁ!?加えて、聴衆がその素晴らしさを感じてくださるなら、それも音楽のあり方のひとつですよね~(無理矢理自分の方へ持って行く私・・・)

もちろん、最大限、曲を理解する努力あっての話ですけれど・・・

こんなこと、今更~とも思うのですが、ただなんとなく歌い、演奏しているのと、一度自分なりに納得してから演奏する のは、私の中で違うのです。

書いている内に少しだけ、もやが晴れたような・・・でも、もっと時間をかけて、いろいろと思考してみたいです。

イギリス滞在中、イギリスの人々はあまり宗教に共感をもっていないということを感じました。生活の中には、イースター休暇 や クリスマス休暇 それにまつわる食べ物、音楽など とても大切な行事として行われているのに。日本のお盆やお正月の行事も同じような感覚でしょうか?

優れた音楽作品として、洗練されて残ってきた宗教作品たち。心を込めて歌い、演奏すれば、かならずその気持ちは伝わる と思いたいです。 

 

 


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風に寄せてうたへる春のうた [音楽]

先日、ソプラノとピアノの小さなコンサートに行きました。

場所はライブハウス。普段はジャズ・バーで、週末にジャズ・ライブをしているところです。季節ごとに一度くらいの頻度で、クラシックの演奏も企画しているようです。

曲は 春 にちなんだ 花の歌 を中心に ピアノのソロも入れて、17曲!

盛りだくさんでした。

プログラム

1.小さな春への前奏曲 (P)                  吉松 隆

2.さくら さくら                           日本古謡

3.さくら横ちょう                          中田喜直

4.花のまち                             団 伊久磨

5.シャブリエ風に(歌劇「ファウスト」のアリアによる)(P)   ラベル

6.Le violette                           A.スカルラッティ

7.Intorno all’idol mio                     M.A.チェスティ

8.Qual forfalletta amante                  D.スカルラッティ

9.L’Alouette~song by Glinka~ (P)          バラキエフ編曲

10.優しき風のロンド (P)                     吉松 隆

11.美しき五月に                          R.シューマン

12.君は花のよう                          R.シューマン

13.セレナード                            R.シュトラウス

14.亜麻色の髪の乙女 (P)                   C.トビュッシー

15.風に映る影 (P)                        O.メシアン

16.風に寄せてうたへる春のうた                 山田耕筰

   Ⅰ 青き臥所をわれ飾る

   Ⅱ 君がため織る綾錦

   Ⅲ 光にふるひ、日に舞へる

   Ⅳ たたえよ、しらべよ、歌ひつれよ

17.歌に生き、恋に生き(「トスカ」より)              G.プッチーニ

アンコール: からたちの花                      山田耕筰

 

すごいですねぇ。ソプラノの方は東京G大、大学院も修了されています。毎日学生コンクールで2位。日本歌曲コンクール入選もされているようです。安定した技術 と がならない歌い方 で、一曲一曲とても丁寧に歌っていらっしゃいました、素晴らしかったです。こういうレベルの演奏をワイン片手にジャズクラブで 聴けたのは嬉しい企画でした。 

それで、お恥ずかしいのですが、今回メインの三木露風作詞、山田耕筰作曲の「風に寄せてうたへる春のうた」 私、初めて聴いたのです。日本歌曲のすばらしさに改めて心打たれました。歌詞も品があって、ロマンティックで、美しい日本語ですね。

  

青き臥所をわれ飾る。  春の戀ぐさ種々の花をつくして、

 また君がため白地なす  祝ひの風の素絹もて、

   熱き日光を避けまつらむ。

君がため織る綾錦、春の被衣の戀ごろも

        眞昼となれば妙に投ぐあはれ床しき  風の梭。

光にふるひ 日に舞へる  汝が吹く笛の調べこそ

  戀するものの心にか、 熱き涙とあこがれと  風はさあらぬ 節まはし。

たたへよ、しらべよ、歌ひつれよ、 春ぞ来ぬると風の群、

  たたへよ、しらべよ、歌ひつれよ、 げににぎはへる戀幸を。

     まことの幸を。

 

ピアノ曲も私のお気に入りの吉松 隆 さんの曲が入っていたりして、嬉しい選曲でした。メシアンも素晴らしかったし。

オードブルとグラスワインがついて、3.000円のコンサート。

 ちょっと得した気分の夜でした♪ 

                

 

 


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室内楽のレッスン [音楽]

今日は参加している 弦楽アンサンブルの練習日。トレーナーの方が来てくださる日です。

お題は ディヴェルティメント D-dur  K136。モーツァルトはディヴェルティメントを20曲以上も作曲しているそうですが、136,137,138の3曲は最もよく知られている、親しみのある曲ですね。それだけに アラが見えやすい とも言えますw

     

  まず、弦楽器の最初のお仕事は、ボーイングですよね。コンマス(コンミス)、指揮者、私たちの場合はトレーナー(ヴァイオリニスト)が、音楽の流れや、弾きやすさなどを考慮してボーイングを決めていきます。今日は、ボーイングの変更、スラーあるなしが大分変わって、ちょっと手こずりましたが、これは楽しい作業でもありますね。最近、アンサンブル・金沢のディヴェルティメントを聴きました。私が知っている一般的な解釈とは趣がだいぶ違っていて、大変驚きました。

モーツァルト:有名交響曲集モーツァルト:有名交響曲集

  • アーティスト: モーツァルト, オーケストラ・アンサンブル金沢
  • 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
  • 発売日: 2001/02/28
  • メディア: CD

 アマチュアの団体で一番難しいのはやはり2楽章でしょうか?美しい音色でゆったりと歌うのはとても難しいですね。技術と歌心と・・・ゆったりと気持ちよく弾いていると 前に進まない(その場で足踏みをしているような)音楽になってしまったり。VnもVaもVcも繊細な音で奏でないと、稚拙な音楽に聞こえてしまう。歌もそうですが、聴かせることのできる音楽 って、随分と勉強しないとできないことですね。そこからもまた長い道のりですけれど。

私の愛用チェロ。イタリア製で明るい音がします♪ 今、いい弓が欲しいです。

       

今回はまだ練習が始まったばかりで、まとまった演奏とはいきませんが、本番近くになると、ひとつの方向にまとまっていくんです。それが何とも言えずわくわくします。本番の集中力もすごいですね。んー、アンサンブルってやめられません♪♪♪
       
普段、使っている小物たちを並べてみました。ひだり上の編んであるチェロはヴィオリストの友達が手作りしてくれた、ナイロンたわしです。
 
 

 

 


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お歌のレッスン3 [音楽]

今日はお歌のレッスン日。

前回MDを聞いた後に、ひどく落ち込んだスザンナ。

録音を聴きながら、一音一音丁寧に練習するも、時間切れ~ 納得のゆく練習が積めぬまま、再びレッスンへ~ 

今日はガンバの話から始まっちゃいました。っていうのも、先生趣味でビィオラ・ダ・ガンバをお弾きになるんですねぇ。おたくですねぇww 創作をお願いしていたガンバ職人の方から、トレブル・ガンバ(ヴァイオリンみたいに高い音域のガンバ)が届いたそうでとっても嬉しそう。バス・ガンバも持っているんですよぉ。ほんとおたくだ。ww  チェロやってるから弾けるでしょう?と渡されるも、勝手が違いますよ、そんなに簡単に弾けませんって・・・弓の持ち方からして違うのにぃ・・・  そんなこんなで 始まった歌のレッスン

コシ・ファン・トゥッテの"Una donna aquindici anni" から~この曲、苦手意識があるんです、特に最初の出だし、嫌だなぁ と思っているからそれがもろにでる私。同じ音が続くとき、それは 簡単そうでとても難しい。母音が違えば、同じ位置に響かせるための体の中での動作が必要です。ひとつずつそのことを意識しないと同じところまで届きません。そういうことが自然に出来るようになればよいのでしょうけれどねぇ~ 

ナトゥラーレ(自然に)というのは、聴いている人には自然に歌っているように聞こえること であって、歌っているほうは、頭フル回転、体全部使って、はぁはぁですww 楽に歌っていては、決して ナトゥラーレには聞こえないのです、悲しいことに。もちろん、鼻歌のような楽な歌い方はまた別ですけれど。

低い音の支えは上に、高い音の支えは下に、速い音階だと、一体自分は高い音を歌っているのか、低い音を歌っているのか、混乱してきます(ただ頭が弱いだけ?) それに母音の響きによってまた場所を変えなければなりません。う~~~ん、未熟者ですぅ。

音の響きを集めるのが苦手なスザンナ。集めているつもりが 全然です。終いには両手の一指し指で口の端を広がらぬよう押さえて歌います。「そうそうそう、それそれそれ」、「それ指無しでやってくれないかなぁ、」 と 先生。はぁ・・・

以前、指摘されたことですが、”やってるつもり” はゼロ なんですよね。つもりでも、それが聴いている人に解らなければ ゼロ なんです。やってるつもり じゃなくて、”やってますね”、にこっ と思ってもらえないとね~

今日のレッスンはこの後、フィガロの "Deh, Vieni, non tardar" に移ります。この曲はとても好きな曲ですが、低いA(ソプラノにしては)もでてくるし、、一点Cが何回も出てきます。低い音と高い音を自由に同じ位置で響かせる練習にとても良いのです。

テレサ・ベルガンサ という スペイン?の歌手のコンサートをテレビで見ました。もう、引退したご年配の方ですが、これがとっても音の行き来が自由なのです。当たり前のようで、なかなか出来ないことなんですよねぇ。もちろん、お声はもう若い頃とは違っていると思いますが、勉強になりました♪

煮詰まってきたのでCDでも聴こうかなぁ。

 

 

 


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ロイヤルオペラハウス [音楽]

一躍有名になったオペラ プッチーニ作曲の「トゥーランドット」

荒川さんがオリンピックで使用したことで有名になった、 カラフの「誰も寝てはならぬ」をはじめ、美しく切ないリュウのアリア、一度は生で見たいオペラのひとつですよね。 

イギリス滞在中に、一度だけですが コベントガーデンのロイヤルオペラハウス にオペラ鑑賞に行きました。それが 「トゥーランドット」でした。

 *プログラムの中表紙* 

トゥーランドット役はウクライナ出身の方で Anna Shafajinskaia。リュウ役は中国人のLi Ping Zhang。その物語の背景(地域)にも配慮した人選で、さすがロイヤルオペラ~と、思いました。オケはもちろん The Orchestra of the Royal Opera House. 指揮者は Marco Armiliato.

  

 私たちは£25(5,000円くらい)のお手頃席でしたので、サイドのバルコニーでした。上から正面席のあたりをパチリ。

  

 この古めかしいライトの明かり、舞台もぼんやり暗くて、なんかおどろおどろしい感じですね。

 やはり、自分(ソプラノ)では、歌うことが難しい「誰も寝てはならぬ」を、生で聴くことができて感動でした。(サラ・ブライトマンは歌ってますね。)

それと、3人の大臣、ピン・ポン・パン は とっても大切な役なんだな~ と感心。歌って踊って大活躍でした。汗だくで、体力勝負ですね。

私たちが訪れたときには、ロイヤルオペラハウスが改装した後でしたので、ガラス張りの内装、おしゃれなレストラン、吹き抜けのラウンジ、本当に素晴らしかったです。それと、充実したミュージック&バレエのショップ、掘り出し物もあるかも~ 新しい建物に拒否感を持つイギリス人には、賛否両論だったらしいのですが。

物価の高いイギリスでエコライフ(貧乏生活ともいう)だった私たちは、幕間のお飲み物だけ(泣)、それでも雰囲気を満喫できて、満足満足。ロイヤルオペラハウスは、観光客も多いですが、地方のイギリスの人たちにとっても特別なイベント のような印象を持ちました。泊まりがけでロンドンに来て、おしゃれをして、オペラを鑑賞して、レストランで食事を取る。そんな年配のご夫婦が多いように感じました。あくまでも、推測ですww

日本では、なかなかオペラを見に行けません。ほんとにお高いですよね。お手頃席から売り切れになっちゃうし。もっぱらDVDに頼っています。

久しぶりにホムペをのぞいたら、この7月にも トゥーランドット が予定されているみたいです。いつにもまして、日本人観光客が多いかもしれませんね。

  


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カルテット [音楽]

 

我が家の カルテット のメンバーです。

玄関でスタンバイ中。

歌2、チェロ2 は 音のバランスどうでしょうか?

 

今から、強風の中、わんこのお散歩いってきます! 

 

 

 


お歌のレッスン 2 [音楽]

モーツァルト:オペラ・アリア集 

 

 

 

 

歌のレッスンをMDで録音しています。動画で録画する方も多いですね。私の場合は今のところ音だけ。自分の歌を客観的に聴く、いい機会ですよね。

家に帰って録音を聴くと、まずひどく落ち込みますです。あまりの下手さに途中で聴くのをやめたくなるし。。。音程の悪さと甘さ、発音の未熟さ、アーティキュレーション、さらにはフレージングの稚拙さ、自分の嫌なところばかり聞こえてきます。かなり辛いです

次にレッスンをしてくださる先生に感謝と同情の気持ちがふつふつと・・・加えて、恥ずかしく、情けない気持ちでいっぱいになりまする。

 現実を受け入れ(辛いけど)、前向きな気持ちで練習を再開。(へこんだまま、しばらく歌えないときもありますけどね~) MDで録ります。歌う、聴く の繰り返しです。ひとつのフレーズを時間かけても、思ったように表現出来ないこともしばしば・・はぁ~です

当たり前のことなのでしょうが、ひとつの曲を歌い込み、消化するのには時間がかかるのですよね。それはどんな楽器も同じこと。その曲だけを練習しているわけでもないのに、月日が経ってからその曲を演奏すると前より上手くなっていた?なんて話もよく聞きます。それはきっとその間に演奏のレベルが上がっているのでしょうね。曲を理解し、体に馴染むのには時間がかかりますね。

音程について言えば、私の場合は、上向形のときに音の幅を狭くとる癖があって (楽してるわけじゃないんですよぉ) 特に中音域の2点C#,D#など。A-dur,E-durが暗い響きになっちゃったりします。気持ちわる~~~  少しでも意識が低くなると(意識してなきゃダメだってば!ww) すぐ音に反映しますよね。詰めが甘い と言われてます。たまに、やっぱり生じゃないから、とか機械のせいにしたくなったりして、、、これだから~~~ははは

以前、師事していた先生が 「歌って自分出だしているつもりの音と、周りの人が聴いている音、違っているみたいよ、自分の音は自分では聴くことができないのよね」と言っていましたっけ。

そうなんですよね。録音を通してしか、自分の声は聴くことが出来ない。これは他の楽器とは大きく違う点です。子供の頃、録音した自分の声を聞いて、「えー、私こんな声なの?」 と思われた方も多いのでは?今は録音技術 というか、機械がよくなっているので、昔(いつのこっちゃ)ほど カルチャーショックないかもしれないですけど。

煮詰まると、同じ曲をCDで聴きます。今は、モーツァルトを主に勉強しているので、 ルチア・ポップとか、エディタ・グルベローバとか。上手すぎじゃ~

歌うことが好き!特にモーツァルトを歌っていると、レッスンで落ち込んだときもモーツァルトの曲で癒され、テンションが上がってきます。ひとつひとつの曲を大切に、時間をかけて歌っていくしかないんですよね。

ただ、技術的に優れていても、癒されない歌にはなりたくないんです。

美しく、自然に、癒される音楽作り・・・(こんな難しいこと、できるのでしょうか?) ・・・スローレッスン実施中・・・

 

 

                        

                  


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チェンバロ [音楽]

最近知り合いになった、チェンバリストのお家に遊びにいってきました。
フランスの18世紀モデルのチェンバロ。お色はモスグリーン。

彼女はある大学のチェンバロ科を卒業した後、単身オーストリアへ渡り、ウィーン国立音楽院で
チェンバロを勉強していました。なんと、グスタフ・レオンハルトさんの孫弟子 になるんだそうです。
実際、レオンハルトさんとお話をする機会もあったそうです。うらやましい・・・

これはちょっと弾かせてもらっているところ。平均律の一番に挑戦!!
ところが粒が全然そろいません。自分では揃えて弾いているつもりなのに~~~
なぜ~~~~~???チェンバロってとってもシビアなことを改めて知りました。
チェンバロは調律、自分でするんですよね。奥が深い・・

機会を見つけて、バッハのブランデン協奏曲5番、一緒に演奏お願いしたいなぁ。


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